群馬歴史資料ネットワーク・玉村歴史塾編『大字誌 角渕』刊行(2022年3月25日)
歴史は「ある」 (Be histry)ものではなく、 「する」 (Do histry)ものです。このことを証明するために、このたび、群馬歴史資料継承ネットワーク(以下、ぐんま史料ネット)が玉村町と玉村町角渕区の方々と一緒に『大字誌・角渕』を刊行しました。
この本は「大字誌『角渕』プロジェクト」という活動の成果です。大字というのは私たち地域で共有し、未来へ継承することを目的とする市民活動です。
目次 はじめに
第1章 角渕の古きと今をつなぐ
第1節 民間信仰とその名残
第2節 寺と今に残る稲荷神社
第3節 村おこしに始まった祇園祭
第4節 往時を語る遺産の品
第5節 角渕共有地はどのようにできたか
第6節 未来につなげたい「水辺の森公園」
コラム① 極楽寺の代官と角渕の地頭
第2章 古文書にみる角渕の歴史s
第1節 角渕は三国街道最初の宿場だった
第2節 烏川の変流と絵図
第3節 年貢はどのように課されたか
第4節 生活の糧となった農間稼ぎ
第5節 角渕八幡宮はなぜ玉村へ?-鎮守をめぐって
第6節 往時を支えた烏川の渡し
第7節 高崎藩の講と庶民金融としての講
第8節 享和の「明細帳」が示す村の概要
第9節 「よもやま話」に見る庶民の姿
第10節 角渕に小学校があった
第11節 古文書に表れた歴代名主・戸長
コラム② 角渕さん御一行の熊野ツアー
第3章 角渕の歴史的記憶と文化遺産を未来へー時代散策
第1節 地形・遺跡から見た角渕の原始・古代
第2節 渡河点の景観から読み解く中世の角渕
第3節 角渕村と下之手村-大字角渕の原型
第4節 角渕はなぜ空襲されたのか
第5節 角渕の開発と変化
第6節 石に託された人々の思い
コラム③ 県立女子大生との石造物調査
※現在、頒布は行っておりません。会員限定PDF公開もしくは県内公立図書館等で閲覧ください。