大字というのは私たちの生活と生業に密着した最小単位の地域です。おおむね江戸時代の村が元になっていまが、角渕の場合は室町時代までは確実に遡れます。ですから意外にも歴史資料や文化遺産の宝庫なのです。大字誌プロジェクトというのは、この大字の歴史資料を地域の方々と一緒に調べ、記録し、 「歴史の作法(さくほう) 」に則って叙述します。そしてその成果を地域で共有し、未来へ継承することを目的とする市民活動です。